++誕生日++

(面倒臭い…)

今日は、12月24日。
世間ではクリスマス・イブだ。
だが、越前家では、もう一つの行事があった。





話は少し遡る。



それは、昨日の事。

「っはぁ!?」
大きな声をあげたのは、越前リョーマだ。

「だーからっっおチビの誕生日祝ってあげようって云ってんじゃん!」
「手塚が、折角の部活を休みにしてまで祝おうって云ってくれたんだよ?」

(…お前等が祝おうって煩く云ってきたからなんだけどな…)
等の突っ込みを入れたくもなるが、あえて黙っておく。

「…其れは嬉しいんですけど」
(全然嬉しくないんだけど)
「折角の部活なんでしょ?ホラ、大会もあるじゃないっスか。だから俺なんか如何でも良いんで部活遣りましょうよ!」

「越前にしては真面目だよなー」
「何かその台詞ムカつきますよ、桃先輩」
「まぁ越前。たった一日の練習は、このSP野菜汁で簡単に取り戻せるぞ?」
「其れはヤダ」
「…乾、SP野菜汁は無しにしといて;次の日頑張れば良いじゃないか!」


…おかしい。
本当におかしい。

普段、人を思いやるという気持ちを微塵も見せなかった先輩が。
なんでこう云う時に限って張りきるのか……嫌な予想が頭を過る。


「…あ、はどう思うか?」


突然話を振られたのは、マネージャーorリョーマの彼女の。(2年)
「…え?私ですか?;」
は、明日越前の誕生日を祝うのと、練習。どっちが良いか?」
「え………;」

は困り果てていた。
…答えは 両方出来たらいいな…と思っているのだが。
だけど、先輩の顔を見たら
『越前の誕生日が大事だろ!?』
という感じで、じっと見てくる。

「あ…私は……誕生日…かなぁ……;」
「はい決定」
「はぁ!?」

隣にいるリョーマでさえ聞き取りにくいのに、一番離れている不二の反応が凄く早かった。
…其れは多分、「練習」と云っても有無を云わせぬあの笑顔で、「誕生日」にしてしまうだろう。

「ほら越前。可愛い彼女が云ってるんだよ?」
そう云う不二先輩の顔は、何時にも増してブラックで。
後ろの先輩たちも(約3名抜き、)『絶対祝ってやるぞ』オーラでムンムンだった。


…絶対おかしい。


此処まできたら、もうOKを出す以外何も無かった。


「はい………;」

「ほらね♪やっぱりおチビも祝って欲しかったんでしょーv」
んな訳無いじゃん。(口に出せるわけ無いけど)

「あ、場所は越前家でな」

「はぁ!?」

…普通さ、誘ってくれる人の家で遣るもんじゃない?
…と云おうとしたが、不二の凍るような笑顔で何も云えなかった。

「俺んち親父とかいるし…」
「おや、俺のデータによると、親や従姉妹は出かけるそうだぞ」
…何であんたそんなデータも知ってんだよ……。

「「「「「じゃぁ、決まりー☆」」」」」
「……(怒)」





そして、今の状況に陥る。(長いってば)



最初に来た客は………。

ピンポーン...

「はい……」
リョーマが恐る恐る出てみると、其処には。

「あっリョーマ!」
「あ、

一番安心できる客だった。



「リョーマの家、来るの初めてだったけど大きいから直ぐ判ったよ☆」
「…とりあえず、俺の部屋来て」


――ガチャッ

「あっ猫だ〜〜!」
「カルピン」
「ほぁら〜」

…珍しい鳴き声。


「そういえば先輩たち遅いよね」
「うん」

約束の時間は午前10時だったが、現在10時半を回ろうかという所。

「自分達から誘っといて、遅刻ってないよね」
「でも、リョーマも嬉しいんでしょ?」

んな訳無いじゃん。

だけど、敢えて口には出さなかった。


「…でも、嬉しいかな」
「何で?」
と2人っきりの時間が増えたから」


そして、2人はどちらからか、そっと口付けた。


「私も嬉しい」
「俺と同じ?」
「…其れも有るけど」

は一呼吸置いて、云った。

「リョーマに渡したいものがあったから」


は鞄から何かゴソゴソと取り出し、リョーマに渡す。


「此れ……?」
「私とお揃いのリストバンド。此れなら学校でも付けていられるし……」
「有難う」

そしてリョーマは、しか知らない極上の笑顔を見せた。



そして、気がついたら時間は12時を回っていた。


「先輩たち遅――」

”遅いね”と続けようとした矢先、電話が掛かってきた。

「―もしもし」
『あ、おチビ?』
「!!英二先輩!」
『そうだよん♪どう?ちゃんいるんでしょ?』
「居ますけど…先輩達、未だ一人も来ないんですけど」
『あぁ、皆こっちにいるよーんv』
「はぁ!?」

…何か、昨日からずっと驚かされっぱなしな気がするんですけど……。

『あんね?こっから真面目な話。昨日誕生日会やろうって云うのは口実で、俺等からのプレゼント渡したかっただけなのね??』
「………………」
『んで、今、おチビはそのプレゼントを目の前にしてるって訳』
「…………?」

リョーマは周りを見渡してみたけど勿論、プレゼントらしきものは無かった。

「英二先輩……?」

『あぁもう!おチビに遠まわしな云い方は辞めた方が良いみたいだにゃ。プレゼントは……






ちゃん』







「は?」




ちゃん”って、もう俺のモノなんですけど。

『最近、部活ばっかりで碌にちゃんと2人っきりの時間が無かったでしょ?』



あぁ、考えてみれば………。



毎日部活部活でそんな時間は無くて、一緒に帰るのが、2人だけの時間。
お互い忙しいのは判っているから、そんな我侭は云わなかった。


『ど?俺達に感謝しろよ!』
「…有難う御座います」


いつもは騒ぐだけ騒いで、俺達のことなんか何も考えていないんだ って思ってた。

だけど、本当は優しかったんだな…と、こう云う時に実感する。



菊丸こと、”プレゼント”のはキョトンとしている。

その後、リョーマと菊丸は軽くなにか喋ってから、切った。


「リョーマ、如何したの?」
「別に」

そして、リョーマは己の唇をの唇にそっと口付けた……。








次の日、リョーマとは云うまでも無くひやかされた。


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亜「はい…やっとできた!!間に合ったよ王子!」
リョ「(王子って誰…)はいおめでと」
亜「何其れ」
リョ「何って褒めてんの」
亜「………」
リョ「………」
亜「まぁ、王子誕生日おめでと」
リョ「ありがと」
亜「(有り難味の無い奴…)何か、これってヒロインと王子、あんまり接点ないよね。レギュラーと王子の話って感じ」
リョ「まぁ、亜緒にはその程度の能力しかないからね」
亜「知ってるから敢えて怒らないでおいてやるよ」
リョ「あっそ。っつーか、此れ俺の誕生日夢なんだよね?納得いかないんですけど」
亜「うん御免。だけど、これフリー配布にするからね」
リョ「馬鹿?」
亜「だって、日記の方でもう云っちゃったんだもん……(涙)」
リョ「……(溜息)…まぁ、貰ってくれる人が居るかは別としてね」
亜「……うん(涙)…あ、此処まで読んでくれたさん!本当に感謝しますv」
リョ「うん、ありがとね


++亜緒の戯言++

御免なさい。
本当にネタが思い浮かばなくて……;
一応これは、フリー配布と云う形をとらせていただきます……(汗)
報告下さったら、そのサイト様に飛んでいきます!(笑)
では、此処までお付き合い下さって、様本当に有難う御座いました。
あと、これのリベンジの形で(バースディドリじゃないけど)またヘボ夢をUPすると思います。
では、本当に有難う御座いましたっ♪

From☆亜緒管理人









++お礼の言葉(お詫びの言葉)++
はい、テニキンの亜緒様の夢文をひったくって参りました〜。(笑)
亜緒様のリョーマ夢は最高ですよvvv
リョーマ夢求めていらっしゃる方は、どうぞテニキンの方へっ!linkのページから飛べますv
亜緒様、こんな素晴らしい夢頂けて嬉しいですっ!
有難うございます、そしてひったくってすみません。(汗)

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