竹の挿方
竹の本質
| 竹はイネ科の多年生植物であり、地下茎を持ち春になると筍を出す。幹は真直ぐに伸び、枝、幹とも中空で節を持ち、それぞれの節には一対の小枝がある。小枝の節ごとに平行脈を持つ披針形の葉を数枚叢生する。 孟宗竹、真竹、淡竹、紫竹、布袋竹、黒竹、班竹、条竹、寒竹、女竹など六・七十種類も有る。 |
挿し方
| 竹を木の留にするときには竹を前に、又、草物を留にするときには竹を後ろにする。この時、何れの場合にも竹の節が見えるように生ける事。 竹の花形は真と行で生ける。竹を横に使うときには行の形で生け、立てていける時には真の形で生ける。竹の花形は草の形で生けない。掛け花入れに枝を挿す時でも草の形を用いたり、両垂れの枝を用いる事は良くない。 竹は最大3本まで用いて生ける。竹は真直ぐなものですが、枝は垂れるので垂れ物として取り扱う。また、葉の塊を体用の部分をはっきりとする事。更に、二本または三本で生けるときには節を揃えないように注意する事。 |
| 竹三才一本挿: | 必ず三才(天・地・人)で生け、留に花を用いる。竹の上は斜め(陽)に切る。 | |
| 竹の二本挿: | 体、用の2本で挿ける。 天(体)の先端は陽に切り、人(用)の先端は陰に切り真又は行の形で挿ける。この時、天、人の何れかに先端か枯れた竹を用いても良い。 株分けで留をあしらう時には、天、人を陽の形で切ると良い(注:この時、竹を3本にして仮留めとして竹の筒を一節設けるても良い)。 |
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| 竹三才一本挿: | 天、地、人と竹を使う。天(体)・人(用)は先端を陽に切り、地(留)は陰に先端を切る。 | |
| 先端の切口 | 陽:斜めに切る。生ける時、傾斜面が中心に向くように生ける。 陰:平らに切る。 |
竹の水揚げ
| 竹: | 必ず早朝に切る。直ぐに体用留の形を作り、枝が出ている節まで上部から節を抜く。そこに、酒、または、真水をたっぷりと注ぎ栓をする。栓には、大根を用いると便利である。この栓は生け上げた後取り去る。 | |
| 割竹: | 割竹を生ける場合は、挿ける形を想定して竹を切る。この時、亀に指す部分は節下3cm(亀の直ぐ上に節が来る)として切る。切った後、直ぐに全てを水に漬けた後、一番下の節の下3cmの表皮を全周取り去る。 そして、竹を両刃の鉈で割る。この時、出来る限り真っ二つに割り様にする(割れが6:4以上になると生けたとき見苦しい)。 用は上部を用の形に切る。 |
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| 注意点 | ||
| 1) | 切った竹を風に当てないこと。また、出来る限り低い温度の場所に置く事。特に、花を飾る場所にも注意をする事。 | |
| 2) | 若い竹の色は深い緑色で美しい。春に竹が伸びたとき適当な位置で芽を止め節の間隔を詰めるように育成すると良い。 |
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