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感謝と学び
神から与えられた素材で「何が完成するのか」「どういったことが学べるのか」を考えてみれば、自然となすべきことが分かってくる。

綿やポリエステルや不織布で作られた白くて長いコック帽をかぶり、客が来ると声帯を振動させて「へい、らっしゃい!」と威勢よく言い放ち、顔の筋肉を伸縮させて「よくぞ来てくれました」という感じの表情を作って出迎え、六角柱の木材の中心に黒鉛と粘土の混合燃焼物である芯を埋め込んだ鉛筆を使用して植物繊維から作られた紙に文字を書き入れることで注文をとり、鉄製品のフライパンにオリーブやゴマの実から摘出した植物性油をしいて野菜と肉をジュージュー焼き始め、調味料を加えて目と耳と鼻と舌と長年のカンで一番美味しい頃合を見極めたら、それを美濃焼きの皿に盛って1品出来上がる。

休日には、南国の美しいサンゴ礁を見るためにスキューバダイビング、波に乗ってサーフィン、船に乗って魚釣り、夕食には仲間と砂浜でバーベキューを楽しんで、夜にはキャンプファイアーでワイワイガヤガヤと盛り上がり、思いっきり南国の海を満喫してから家へと帰る。

ソファーに座って落ち着いたら周波数を合わせてラジオを聞いてパーソナリティーの面白い話に耳を傾け、好きなミュージシャンのCDをプレイヤーに入れて青春ソングや応援ソングや失恋ソングを聴いて自分の若かりし頃を思い出しては泣いたり笑ったり、さらには、スポーツを見て応援している選手と一体となって熱狂したり、映画やマンガの名場面を見て感動したり、テレビでお笑い番組を見て大笑いして仕事のストレスを発散してから、次の日、また仕事へと戻る。

よくある何気ない日常だけど、よ〜く考えてみると、随所に感謝すべき学ぶべきポイントが沢山あるのだ。

スポーツが人々を熱狂の渦に巻き込むほどのショーに様変わりするのは選手の身体能力がケタ外れに優れているからなのであって、音楽によってダンスしたい気分になったり自分の心にスーと浸透してきて自然と喜怒哀楽の感情がこみ上げてくるのはミュージシャンの歌唱力とメロディが飛び抜けて素晴らしいからなのであって、ラジオの話が面白いのはパーソナリティーの腕がいいから、映画やマンガを見て感動できるのは作り手のストーリー構成と画力と表現力が凄いから、漫才やコントを見てストレスを発散できる程に笑えるのはお笑い芸人のユーモアのセンスが抜群だからなのだ。

いずれも滅多に出会うことが出来ない最高峰のプロの技。
あなたが「与える側」になって、一度、自分でやってみると分かると思うけど、長年の努力と苦労がないと出来ない、まさに技が結晶となって光り輝いている時にしか出会えない天下一品の芸なのだ。

心に響く美しい歌声と名プレイヤー達の躍動と名人芸の語りは時代をいろどり、人々の心の中でなつかしい思い出となって永遠に生き続ける。
夢と希望と勇気を与えてくれた名曲、名作、スーパースター、笑いで悩みを吹き飛ばしてくれた爆笑テレビ番組、名漫才、名コント、自分が選んだ道を歩んでいく上で、何度、くじけそうになった所を救われたことだろう。
青春時代を共に過ごした曲を聴くと当時の記憶が鮮明に呼び戻され、スーパースターと共に過ごした時間は後の自慢話や語り草となり、同じ時代を共に生きた者だけにしか共感できないお笑いのネタがあり、それらは貴重な宝物となってあなたの記憶の中に蓄積されていく。

南国の海が美しいのは神のデザイン力のおかげ。
さりげなく砂浜に落ちているキレイな貝殻、まさに南国という感じのヤシの木、海へと沈んでいく美しい夕日、キャンプファイアーの燃え上がる炎、そこには人々の心を魅了して離さない圧倒的なデザインセンスが凝縮されていて、画家は、神の作品を見て参考にして独自の作品を完成させていくのだ。

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