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テストと問いかけ
「セックスの快楽と出産の可能性がセットになっているから不幸な子供が増える」という問題点が分かっているのに、なぜ、作り手である神が放ったらかしにしているのかというと「自分の醜い欲望と子供の幸せ、どっちを優先するんだ?」という問いかけのために残してある。
この世はテストのために作成された世界。
ちゃんとクリアするまでは「問いかけ」の連続なのだ。

終末が近づくと、この世界で学ぶべき課題がいっぺんに出現して、それまでにちゃんと魂に良いクセを付けられたかどうかを問われることになる。
この世界では「ちょっとだけ」しか快楽が与えられていなくて、どの快楽にも危険性が潜んでいるのは、わざとそのように作られているのであって、セックスは生むつもりがなくても子供が生まれてしまう危険性があるし、食べ過ぎれば太るしバランスが良い食事をしないと病気になるし、ギャンブルや酒や女にはまり込めば依存症となる危険性がある。
危険を回避できるクセを、ちゃんと身に付けておかなければいけないのだ。

もちろん、子供を生むつもりならばセックスしてもいい。
お互いに愛があるならセックスしてもいい。
ちゃんと責任を取れるのならセックスしてもいい。
お互いの気持ちを考えて同意した上でのセックスならば、許されるはずだ。
生むつもりがないならちゃんと避妊をして、それでも生まれる可能性はゼロではないのだから、生まれてくるケースもちゃんと考慮しなければいけない。
何の考えもなしにブタみたいにやるのは、ダメだ。
生まれたら共に苦難を乗り越えて歩んでいく、共に喜びと悲しみを分かち合って生きていく、という強い決心が必要なのだ。

何をやるにしても、ちゃんと覚悟してから、やらなければいけない。
自分勝手な理由で、すぐに逃げ出してしまうようでは、ダメだ。
愛する我が子なのだから、ちょっとやそっとでは手放してはいけない。
それは自分の魂にとっても、悪き経験となってしまう。
子育てを続けるのは難しく、子育てを放棄することは簡単だ。
善行で有名になるのは難しいけど、悪行で有名になるのは簡単だ。
何事も、簡単な道では魂の成長はありえない。
苦難の道にこそ、後に輝く宝が埋まっている。
優しい人は、今までの人生で、前世までで、ちゃんと神の言葉に従って生きることによって良い習慣を身につけて、痛みや苦しみを身をもって体験したことによって苦しんでいる人の気持ちを思いやれるようになったから、優しいのだ。

終末近くになると、この世の悪い部分がいっぺんに噴き出して、ちゃんとそれらの悪を否定することが出来ているかどうかのテスト状態となり、合格した者は天国へと昇っていくことになる。
天国とは、神に導かれて人間には見えない境界線を乗り越えてのみ行くことができる、苦しみを取り除かれて新たな楽しみで満ちあふれている、神々の世界へと一段階近づいた夢のような極楽世界。
あなたには「想像することすらできなかった」未知の桃源郷なのだ。
預言者の言葉によって、ある程度は予測できるようになっただろうけど、行った者にしか分からない味わえない、新たな快感を体に追加されて新たな素材を用意されて、生と死のシステムすらも一新されている世界なのだ。

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