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本物の愛、無償の愛 |
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ちょっとだけしか美男美女を与えられていないから、顔を自由に変更する権利を与えられていないから、砂糖に群がるアリみたいにアイドルに群がって熱狂している。 美男美女に陶酔するのは悪いことではないのだけど、さらに上の世界を見据えるならば、魂の審美眼を磨いて人間の内面の方も重視できるようになっておかなければいけないのだ。 優しいフリして、性格が最悪な人間がいる。 見た目だけキレイで、中身が最悪な人間もいる。 たいしたことない容姿で、どこが凄いのかよく分からないような人間が、実は、神から絶大な高評価を受けていたりするのだ。 失って、はじめて気付けることが沢山ある。 若くて美人だった時にはチヤホヤして言い寄ってきたのに、老いてシワクチャになると、とたんに態度を変えて汚いものでも見るような目で去っていく男。 金持ちだった頃には笑顔で近寄ってきたのに、金持ちじゃなくなると、急に態度を変えて冷たい目で見てくる女。 こういった経験を何度もしているうちに、本物の愛が見えてくるようになる。 偽物の愛ではなく、本物の愛、無償の愛。 愛があるからこそ、人々を心から感動させてくれるドラマが生まれるのだ。 愛する人を守りたい。 愛する人を喜ばせたい。 愛する人のためならば…… 愛があるからこそ、人は強くなれる。 苦難の中へと飛び込むことができる。 立派な人間へと成長できる。 親の愛は子に受け継がれ、愛が愛をはぐくみ、永遠の愛へと育っていく。 死ぬ間際、マザー・テレサから愛情がこもった手厚い看護を受けて死んでいった者は、愛されることの喜びを知り、別の体に生まれ変わった時に、素晴らしき愛のために生きる者となっていることでしょう。 愛の連鎖。 これが、神が最も期待していることなのだ。 人間、いずれ、誰でも、死ぬ。 死ぬまでに「子供達の未来に何を残せたか」が重要なのだ。 死んでも、記憶の中でずっと温かく見守り続けて、愛、夢、希望、勇気、情熱を子供に与え続けられる存在になるのが、最も理想的な形なのだ。 欲だけでくっついていた人間では、子供の心に愛を残せない。 醜い欲望は、純粋な愛を台無しにする。 頭の中から完全に醜い欲望を消し去るのが、正しき選択なのだ。 自分の心の中に悪の進入を許してしまったとしても、自分でその悪を退治できたならば、悪に対して強い免疫ができた魂となれるし、悪を知らない人間よりも悪を退治することに秀でた魂となれる。 自分の人生を振り返ってみて、親が悪だから悪になるしか道がなかったり、悪にならなければ生き残れなかったりした人のケースでは、これを、神から期待されているのだ。 悪になってみないと、どれが悪に対して有効なのかが分からない。 人から聞いた話だけでは、本当の意味で身に付いていない。 自分に試して効果があった体験が、そのまま悪に対して有効なワクチンとなるのだ。 ハッカー退治に最も活躍できるのは、ハッカーの手段を知り尽くしている元ハッカーだった人間なのだ。 悪だった人は、まず、自分の力で自分を更生させてから、次に、自分と同じ悪を持っている人を更生させる役割を担当して、社会に貢献するまでを神から期待されている。 これは、悪を避けて生きてきただけの人間には出来ない芸当だ。 相手に対して、まず、「オレもそうだった。その気持ち分かるよ」という話から始められるのが、大きいのだ。 悪を知っている分、たくさんのアドバイスが出来るようになっているはずだし、悪いことをした分は、良いことをして取り戻さなければいけない。 出来る範囲内でいいから、とにかく悪と戦ってみて、悪に対して何が有効なのかを試してみて、見極めて、対処法を確立してから死ぬのが理想的なのだ。 |