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 全学年/特別活動/遠足・社会見学/バスレク

バスの中を楽しもう!
〜バスレク集〜

これだけあれば、急な渋滞もばっちり!
修学旅行などの長いバスの中も、思いっきり楽しもう!!

森 美穂(miho@intsurf.ne.jp)

参考文献:ポプラ社 『ワクワク遠足ゲーム集101』
      高瀬 健太郎(法則化サークル 東雲)先生のHP

「修学旅行でのバスの中。ガイドさんに任せても、子どもにレクをさせてもいいけれど、
 盛り上がるのは、やっぱり担任の先生主導のレクが一番!」
という、谷和樹先生(第12回入門向山型指導法セミナーin三重 講師)の助言から、
かき集めたバスレク集              

 ガイドさんのお話じゃなかなか静かに聞けなくて、ついつい注意ばかりしているのではせっかくの楽しい修学旅行も台無しです。
 実際、始めのガイドさんのあいさつ以後はほとんど担任がマイクを握りました。
 普段ではあまり時間がとれなくてできないレク大会代わりに、少しくらいの乱れは大目に見て、どんどん進めていけば、
子どももストレスなく、盛り上がること間違いなし!
ちょっと準備は大変ですが、授業時間や修学旅行のための準備の時間を上手く使って楽しいバスタイムにしましょう。
 


1、ビンゴ 

 準備物:ビンゴカード2種類 厚紙に何セットか用意しておくと 時間にあわせて何度でもできる。
                        (残ったら、普段のレクなどに活用して…)

      景品 あめ玉1つでもあると 盛り上がり方は倍増!

5×5バージョン(1人で)
・数字
・クラスの子の名前など

4×4バージョン(2人一組で)…25個も書くのが大変なもの。
                     一人では全部思いつかないので隣りの人と相談すると苦手な子も書ける。
・先生の名前
・国名
・県名など

飽きさせない方法
 その1 リーチになったら立たせる
 その2 5人ビンゴになったら早上がり賞は打ち切り
      そこから、生き残り戦(最後までビンゴしない人を決める)
      上がっていない人を立たせ、上がったら座らせる
      最後までビンゴしなかった人が勝ち
 その3 コールする数字・名前は、マイクをまわして子どもに順番に言わせる
      マイクをまわして一人ずつ好きなものを言っていく
      名前ビンゴの時は、名前を呼ばれた人が次の人を呼ぶ事にすると楽しい

注意! ビンゴばかり続けると、酔ってしまうので合間合間に入れること!


2.伝言ゲーム

  準備物:問題を書いた紙
       解答用紙・マジック んな紙でも良い  何枚か束ねて綴じておく (スケッチブック ノートでも可)

   いろんな種類の伝言ゲームを次々にやります。易から難へ3回ずつやりました。
   座席の一列が一班 一列ずつ問題を変えました。
   基本的に後ろから前に送るようにしました。(時々気分を変えて前から後ろもやってみました)
   前へ送る方が、答え合わせもしやすいし、前を向いている方が酔いにくいかと思ったからです。
   一番後ろの人に問題を渡し、一番前の人に伝わった答えを書いて発表させ、答え合わせをしました。

1,早口言葉伝言ゲーム  別に早口じゃなくてもいい。普通にやっても段々間違って伝わる。始めは有名なもので口慣らし。
・東京特許許可局 など
・庭には二羽 裏庭には二羽の鶏がいる など
・この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけた など

2,口パク伝言ゲーム  声を出さずに次々に伝えていく。
 ・かき いぬ  など2文字くらいの簡単な言葉
 ・ラッパ カッパ  など促音や濁・半濁音がある言葉
 ・クラスの子の名前で、促音・拗音がある子の名前 

3,手のひら伝言ゲーム  手のひらに書いて送っていく。
  ・くま さる など
  ・クラスの子の名前
  ・ジュース・クリームなど カタカナの言葉

4,3ヒントゲーム
 あるお題に対し、3つのヒントを出す。それが何か思い浮かべながらまた次の人に3つのヒントを出す。
 それを繰り返し、最後の人まで伝えて合っていれば成功。
 ・うさぎ ライオン きりん ぞう  など
 ・算数 国語 理科 図工  など
 ・運動会 音楽会 入学式 卒業式  など


3.似顔絵リレー

準備物:マジック 
     画用紙 または風船

  バスガイドさんの顔(誰でもいい、もちろん担任でも…)を、一人1パーツずつ書きながら完成させる。
  (酒井式に)鼻→口→右目 左目 など 列の人数にあわせて完成するようにする
  完成した絵は、ガイドさんに見てもらい、一番気に入ったものを選んでもらう。その列の優勝。


4.名前並べ替えゲーム

 準備物:問題を書いた紙(後ろまで見えるような大きさ A3くらい またポスターの裏など)

クラスの子の名前をバラバラにして、誰かを当てる。挙手させて、答えさせました。
例:もりみほ→もみほり
   漢字に変えたり、カタカナにしておくと分かりにくい。
 今回は紙に書きましたが、マイクで言うともっと難しい(らしい)。


5.万葉仮名名前ゲーム

 準備物:問題を書いた紙(後ろまで見えるような大きさ)

クラスの子の名前を、一文字ずつ漢字にして万葉仮名風に読ませる。挙手させて、答えさせました。
例:もりみほ→茂理見歩


6.創作漢字クイズ

 準備物:問題を書いた紙(後ろまで見えるような大きさ)

有名な創作漢字。さかなへんに目と書いて「でめきん」。うかんむりに金で「金閣寺」など。
挙手させて、答えさせました。
授業で少し扱って、子どもに問題を考えさせておくとより盛り上がる。


7.イントロクイズ

 準備物:イントロを入れたテープ
       (「イントロ 数秒間空白時間  答えの歌の部分」  となるように作っておく)
      持ち運べる小さいラジカセがあるとやりやすい

 テープに いろんな曲のイントロ部分と、歌の部分(数秒)を入れておき、順番に答えていく
前から順番に2人対2人の対抗戦にすると、どの子も真剣に考える

・音楽の時間バージョン
 1年生の時から「音楽」の時間に習ったことのある曲を選ぶ
 「チューリップ」「うみ」「たきび」 音楽会などで自分たちが演奏した曲など誰もが聴いたことのある曲にすると、
 意外な子が答えたりしておもしろい。
・アニメバージョン
 子どもたちがよく見ているであろうアニメのテーマ曲を集める
 いろんなアニメの曲があるといい  ドラえもん ちびまるこちゃん 名探偵コナンなど  宮崎アニメだけでもたくさんある
・歌謡曲バージョン
 高学年にもなると、特に女子は歌謡曲に詳しくなる。その中から、誰もが知っていそうな曲を選ぶ。
 CMで使われていた曲(あいのうたなど)や一時期題ブレークした曲(だんご3兄弟 慎吾ママなど)、ドラマの主題歌など
 耳なじみのある曲だと 男子も答えられる

 有名な曲やみんなが歌える曲は一曲分入れておいてみんなで歌うと盛り上がる
 


8.前後歌合戦

 準備物:特になし

バスの中の子どもを前と後ろに分けて、あるテーマに沿った曲を交互に歌いあう。
曲を思いつかなかったら負け
「音楽の時間に習ったことのある曲」「春に関係する曲」とかだとみんなが参加できる

9.私はだれでしょう

 準備物:予め子どもに書かせた問題用紙

私は、(  )が好きです。
私は、(   )が得意です。 
私は、(   )をがんばっています。
私の長所は、(    )です。
私の好きな授業は、(    )です。
私は、(    )歳です。
私は、(男子・女子)です。
私は、(  人)兄弟です。
私は、(        )です。

 というような項目の用紙に事前に自分で書き込ませておく。
名前を伏せて順番に読み上げ、誰のことかを当てる。
 挙手させて、答えさせました。
隙間時間に、少しずつでき、時間合わせができます。

10.いつ・だれが・どこで・どうしたゲーム

 準備物:小さい紙 筆記用具

有名な いつ・どこで・だれが・どうしたゲーム。(列の数に合わせて「何を」や「誰と」を加える)
列ごとに、「いつ」列 「どこで」列 など割り振り、自由に書かせて回収。
アトランダムに組み合わせて 読み上げていく。
「2005年に 教室で 校長先生が 転んだ」など。
ただし、道徳的指導は事前に必要。


11.見学地一問一答

 準備物:子ども メモ・ノート 筆記用具
       先生 問題を出すので見学地の情報(見学の時に問題にできそうなものは必死でメモを取っておく)

社会見学・修学旅行とも、勉強の一環であるということを再認識させるため、見学から帰って来たらすぐ、
「ノートを出しなさい。@〜Dまで番号をつけなさい。では1問目…」
と、おもむろに問題を言って解かせる。見学地に書いてあった言葉、置いてあった物などよく見てメモを取っておかないと答えられないものにする。
 ボーとしか見学をしていなかった者達はここで慌てる。
そして、次に見学地から途端にみんなあちこちで手当たり次第メモを取り出す。
例:銀閣寺の庭園にあった山の名前は?銀閣寺の開門時間は何時か?入場料は…など


12.感想タイム

旅の後りに、これも有名な「一番心に残っている場所はどこですか?」「それはなぜですか?」という質問。
「私は、○○が一番心に残りました。それは、〜だからです。」と順番に答えさせる。

13.ビデオ

 準備物:ビデオ(バスにもあるが、もし特に見たいものがあれば)

たっぷり遊んで、帰りは一休み…という人は、ビデオが一番。
始めから…、というのはいただけませんが。


 修学旅行中、8と10以外は全部やりました。
(8と10は、以前の遠足の時に既にやっていたからです。時間があればやっても良いと思っていましたが)

 乗ったすぐは、頭の体操として、4・5・6の一斉に見て答えるクイズを。
 場も和んだら、ふれあいを少しということで、伝言ゲーム系をいくつか。
 伝言ゲームにも少し飽きて勝手をしてきたら、ビンゴで落ち着かせる。
 酔った…などと言う子がでてきたら、歌って吹き飛ばせる7・8のようなゲーム。
 あともう少しでつくかな、というときの時間つなぎに「わたしは誰でしょう」。
 ガイドさんの顔も覚えてきたら、「似顔絵リレー」。
 見学のあとには必ず「一問一答」。
 最後には感想を言わせ、眠たそうならビデオでお休み…。
  という流れでやっていきました。

 子どもたちの様子を見て、次々に隙間なくやっていくのが盛り上げるコツ!
 1日バスガイドになったつもりでやっていきましょう。



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