7.答志ならでは
以前一緒に夕日の撮影に行ったお客様から
  素敵な夕日の写真と共に、お便りをいただきました。
  ありがとうございます。
  夕日を撮影しながら、感動的な時間を一緒に過ごせた
  ことをとても嬉しく思います。
           その時私が撮影した写真はこちら 夕日  
 
答志ならではの光景
  その1
   近所の家の中から、子供たちの泣き声が聞えました。
   どうやら兄弟ケンカをしたらしいのです。
   すると、お向かいのおばちゃんが
   「なったない?(どうしたの?)」
   と言って、子供たちをなだめに家の中に入っていきました。
   おばちゃんの手には、子供たちが喜ぶようなお菓子が
   握られていました。
   しばらくして、子供たちの泣き声は笑い声に変わりました。
  その2
   天気の晴れたある日のこと。その日は通り雨が度々ありました。
   富栄の窓には、洗濯したばかりの布団が干してありました。
   そこへ雨がポツポツ…と降り出したのです。女将はまだ気付きません。
   と、その時「お~い 雨が降ってきたぞー!」大きな声で知らせてくれる
   人がいました。その人は、たまたま富栄の前を通っただけの人。
   でも、そのような人が数人いました。富栄の前を通る人がみんな
   大きな声で知らせてくれるのです。

   いいですよねぇ こんな光景。人とのつながりがとても温かい。
   どこかで子供が泣いていても、その子がどこの誰かも分からない世の中。
   雨の中、洗濯物が外に干されていても、他人の家の物だとお構い無しの世の中。
   でも、答志島にはそれを見過ごさない、思いやりの目がある。ごく自然に。