三冠馬
牡馬 黒鹿毛 21戦12勝 朝日杯3歳S, 皐月賞、ダービー、菊花賞、有馬記念 |
3歳時のナリタブライアンは取りこぼしが多かったけど、朝日杯3歳ステークスG1を勝ち最優秀3歳馬に選ばれると、その後連戦連勝! 皐月賞ではサクラスーパーオーを3馬身でレコード勝ち、ダービーではエアダブリンを5馬身差、三冠最後の菊花賞ではヤシマソブリンに7馬身差をつけレコード勝ちしてシンボリルドルフ以来10年ぶり、史上5頭目の三冠馬になりました。 しかもその後ナリタブライアンの快進撃はつづき、つづく有馬記念でも古馬を一蹴して年度代表馬に選ばれました。 その後、5歳初戦の阪神大賞典を7馬身ちぎり、天皇賞春も楽勝かと思われていた矢先に怪我をしてしまいました。 そしてそれきり強いナリタブライアンに戻る事はありませんでしたが4歳時のナリタブライアンの強さが色あせる事はありませんでした。 |
牡馬 鹿毛 15戦13勝 皐月賞、ダービー、菊花賞、有馬記念2回、天皇賞春、ジャパンC |
「皇帝」と呼ばれた 日本競馬史上最強馬の名高いシンボリルドルフは3歳時は裏街道をすすみ、皐月賞のトライアル弥生賞でクラッシック候補だったビゼンニシキを破ると そのまま皐月賞、ダービー、菊花賞を楽勝して前年のミスターシービーに続き2年連続の三冠馬となりました。 続くジャパンカップでは史上初の三冠馬対決となりましたが、結果は日本馬カツラギエースの3着、しかし次の有馬記念ではミスターシービー、カツラギエースらをブッチギリ年度代表馬となりました。 そして5歳になっても相変わらずの強さをみせ、天皇賞春ではまたしてもミスターシービーを尻目に楽勝しました。 その後天皇賞秋の2着をはさみ、2回目の兆戦となったジャパンカップも勝ち、つづく有馬記念にも勝利して史上初の7冠馬となりました。 |
牡馬 鹿毛 15戦8勝 皐月賞、ダービー、菊花賞、天皇賞秋 |
後方一気の鬼脚を武器にシンザン以来19年ぶりの三冠馬になったのがミスターシービーです。不良馬場の皐月賞では4コーナーで前がぽっかり空くラッキーもありまず1冠。 ダービーではダービーボジションくそくらえの最後方で1コーナーをまわり 4コーナーでは横にいる馬を外にぶっ飛ばして今なら降着になりそーなレースで2冠。 そして菊花賞ではゆっくり登ってゆっくり降りないといけない京都競馬場の3〜4コーナーで3コーナー最後方、4コーナー先頭というめちゃくちゃなレースでちぎり3冠達成! その後翌年の秋まで休養して2000mに短縮された天皇賞でまたもや4コーナーで最後方から末脚爆発させて4冠目を手にしました。 しかし1年後輩の三冠馬シンボリルドルフとの対戦ではジャパンカップ、有馬記念、天皇賞春とすべて惨敗しました。 三冠馬なのに何故か記録よりも記憶にのこる不思議な馬でした。 |
牡馬 鹿毛 19戦15勝 皐月賞、ダービー、菊花賞、宝塚記念、天皇賞秋、有馬記念 |
ナタの切れ味の末脚を武器に現在のG1でいうところのG1を6つかった戦後初の三冠馬がシンザンです。 19戦15勝 2着4回と全てのレースの連にからみ、2着に敗れた4回もほとんどオープンレース(重賞ではないレース)と大舞台では常に勝利してきた馬でした。 皐月賞ではアスカを、ダービー、菊花賞ではウメノチカラを楽に差しきり三冠達成しました。 5歳になってからもオープンレースでは2着に敗れるけれども 宝塚記念、天皇賞秋ではきっちり1着になりました。 そして現役最後のレースである有馬記念では4コーナーで他馬に外に振られ テレビの画面に写らないような大外のラチ沿いをまわって1着。 ごく淡々と強いレースをしてきたシンザンにとっては唯一破天荒なレースをして最終レースを締めくくりました。 |