小林電気保安管理事務所の業務内容



電気保安管理の業務  
 
1.通常点検 受電した状態で点検。(対象は電気設備全般で、点検回数は月1回以上)

 ・ 外観機能点検、 計測器による電圧、電流、電力量等の測定

 ・ 放射温度計サーモグラフィーによる温度測定により
   キュービクル、変圧器、分電盤他、主要電気設備の過熱状況を確認
   熱的強度表

 ・ 温度記録データーロガー・最高温度置針計による変圧器他の温度
   変化の測定

 ・ クランプ電流計による変圧器B種接地漏れ電流等の測定
   必要に応じ高圧活線電流計による高圧回路の電流測定

 ・ リークホンによる高圧回路の放電状況測定
 
2.年次点検
  臨時点検
原則として電気を止めた状態で点検。(年1回以上)

 ・ 外観機能点検(チェックリストに基づき実施)

 ・ 接地抵抗測定試験
 
 ・ 絶縁抵抗測定試験(必要に応じ高圧メガーを使用)

 ・ 保護継電器動作特性試験、その他の特性測定試験

 ・ 高圧絶縁油試験   

 ・ 電気機器の動作確認試験及び潤滑油注入等の簡易な整備

 ・ 直流高電圧による、高圧機器・ケーブル絶縁診断試験

 ・ キュービクル電気設備の清掃(状況により絶縁物を碍子清掃材・
   アルコール水等で清掃又不備な個所の簡易な補修を実施)


3.必要に応じ、遠隔監視システムにより24時間常時監視を行います。

  各高圧・低圧配電施設等の停電・
漏れ電流・機器の温度動作状況を24時間監視し
  異常を当事務所の管理者の携帯電話・パソコンに電子メールで警告報知します。
  また異常がない場合でも、1ヶ月に一度定期状況報告を行います。

4.事故対応 応急処置(24時間態勢)、原因調査、再発防止についての検討

   ・事故呼出報告書設備改修依頼

5.受入・竣工試験検査の実施及び官庁立入り検査の立会い。

6.安全保安の取り組み

    ・定期的に開催される安全講習会への積極的な参加

    ・安全作業の徹底(ヒューマンエラーの撲滅 等)

  保安教育の実施

    ・ 受託先の電気保安教育訓練及びその他の電気講習会支援

    ・ 一般工事に伴って活線近接作業が発生する場合の安全指導

    ・ 第1種電気工事士定期講習の講師を委嘱されていた実績あり


7.データ管理

  試験検査その他ほとんどのデータは、パソコンで管理されており、必要により
  現場でも直ぐに取り出せる態勢にあります。
  通常点検結果についてはその都度、点検結果報告書をプリントアウトして
  提出します。
官庁申請等手続きの業務  
1.官庁関係への手続き業務  経済産業局申請一覧PCB機器保管状況届出
2.電力会社との協議手続き業務  新規・契約種別変更・設備の増減等
電気保安管理の業務  
1.電力使用実績の吟味 受託先すべての電力使用実績をグラフ化し使用実績を把握 
2.電力のコスト削減 電力契約の見直し検討
電力・照度測定分析  デマンド監視装置の採用
省エネルギー対策を提案
3.電気設備設計の
  コンサルタント
受変電設備設計補佐、継電器保護協調検討他の技術
検討
4.各種電気測定解析 ノイズ・高調波の測定・過渡現象特性等の測定を行う
5.電気工事・設備施工監理業務 公共設備関係建設工事等の施工監理業務補佐
 
損害保険に加入
 万一、当事務所の過失により損害を与えた場合、また受電設備の雷害・水害に備えた損害保険に加入しています(総合賠償責任保険・受電設備補償プラン