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薬師寺西塔
730年東塔建立 1981年西塔再建 白鳳様式 世界遺産・国宝(東塔) 奈良市 各重に裳階(もこし)が付き、優美でリズミカルな姿から「凍れる音楽」と形容される。 三手先(みてさき)の最古の例で、支輪(しりん)がなくその分軒天井が広い点、鬼斗(おにと) を使わない点等が後の時代と異なる。 三手目の斗(ます)を尾垂木(おだるき)の先端近くまで出し、丸桁(がぎょう)をできるだけ持ち 出して大きな軒の出を支えようという意図が明快で、力強くのびやかである。 二軒(ふたのき)で、地円飛角(じえんひかく)である。
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