知っておいてほしいこと

60年前、私たちの日本は、世界の列強を相手に戦争をしました。
この「大東亜戦争」の史実は多くの文献により記録が残されています。しかし、人々の脳裏からは時間の経過と共に薄らいできています。
軍人230万人、民間人90万人という多くの方が尊い命を落とされたと云われています
この方たちにも親があり、子供があり暖かい家族が待つ家庭が在りました。一人ひとりの悲しい、悔しい、慟哭のなかには、将来の日本の平和を願う血の叫びのあったことを、今日本に暮す私たち、今の平和な日本に暮す私たちが、けっして忘れてはならないことだと思います。

 (キ番号)  (機体名)    (機種)     (メーカー)
  キ48  九九式双軽爆  双発軽爆撃機  川崎重工
この飛行機は、
昭和19年10月日本陸軍が最初に編成した陸軍特別攻撃隊(特攻隊) 万朶隊(ばんだたい)に使用された爆撃機です。
一方、海軍では爆撃機による特攻、回天魚雷といわれる特攻があり、皆年齢20歳前半のまだ童顔の残る若者達でした。
死んで帰れ!といって送り出された彼らは覚悟の操縦桿を握りなんと叫んだか。天皇陛下万歳と叫んだか、父さん!、母さん!と叫んで行ったか、様々ではあろうが。純粋な彼らは純粋に日本の将来に平和を願って行ったことは間違いがないと思います。

時間がありましたら、是非にも下記のHP、或いは文献に目を通され、私たちが将来とも守ってゆかねばならないことはなんであるか。 先人たちの尊い御霊に報いるには この日本をどの様に導き 平和を構築し 世界に貢献してゆかねばならないかを、共に考えてみたいと思います。

 万朶隊 (ばんだたい) 万朶の桜からの命名で、いさぎよく散れの意味か。
日本陸軍が最初に編成した特別攻撃隊。
 日本陸軍戦闘隊 近代戦争において何処の国にも見られない特攻とは。
一面美化されて伝えられる特攻の実態は、あまりに残酷で人権無視の暴挙であった。責められるは当時の幹部・為政者であることは間違いがない。 しかし、純粋に国を想い逝った若人に「無駄でした」「間違いでした」の言葉は断じて無い。彼らが国にささげた尊い命のために、私たちがこれほどの平和を享受できることを感謝したい。
 嗚呼 大東亜戦争 鄭 春河氏による大東亜戦争総括。(一つの見方)
戦争の意義を考えるに、思い入れ・偏見・利害を超えて総括するは難しく、視点を変えれば諸説紛々有りますが、都合のよい歴史にすり替えることなく、謙虚に考察し、省みることが今後間違いを起こさないためにも大切なことと思います。
 外部から見た大東亜戦争 外国人学者・指導者がみる大東亜戦争
 陸軍特別攻撃隊 1 (書籍) 文芸春秋1986.8出版 著者 高木俊朗   (文春文庫)     
世界の戦争史上類のない暴挙といわれる「特攻作戦」の全貌を明らかにした菊池寛賞受賞作品。
 陸軍特別攻撃隊 2 (書籍)
 陸軍特別攻撃隊 3 (書籍)
 体験記 岐阜空襲20.7.8. 語り部 水野光代氏の幼少時、怖かった空襲と家族の想い出。

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